業界の実情


意外と少ない弁護士の収入


弁護士の資格取得は依然として超難関であり、人によっては長い歳月をかけてやっと弁護士になる人も多いものです。ですから合格すればばら色の将来が約束されていると思われがちですが、最近のこの仕事は必ずしも資格さえ取得すれば安定的に食べていけるというほど単純なものではなくなっているのが実情です。

特にその収入はかなり低下傾向にあり、資格をもっていながら食えないという人も非常に多くなって来ているのです。ある意味では深刻な事態ともいえます。



現代社会における弁護士のニーズ


なぜ弁護士が資格をもっていても食えない状態に陥ってしまうのかですが、現代社会はかなり業務が複雑化し、業界や事業プロセスごとに専門性を身に付けないことには生き残ることができないのが実情になってきているのです。

したがって単純に司法試験に合格しただけではこの社会が求める専門性というニーズに応えることができず、安定した売り上げを確保できない人が非常に増えているのです。これは社会がイメージしているものとかなり異なる状況であることがわかります。


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弁護士の増加


ロースクールのスタートで大幅に国家試験に合格する弁護士が増えたことも市場を狭くしていると言えます。残念ながら人口減少と高齢化であらゆる消費市場が縮減している中にあって、こうした士業も同様に市場が狭くなってきています。そこに資格者の人数だけが増えたため、一人当たりの仕事量がしっかり確保できない点も大きな問題となってきているのです。

驚くほどの努力をしたのに年収で200万にも満たない人もかなり多く存在しているようで、問題の根本はかなり根深いところにあることがわかります。